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高尾 美穂

MD, PhD

所属:

女性のための統合クリニック イーク表参道副院長 産婦人科医

日本スポーツ協会公認スポーツドクター

日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツ医

タイトル:
講義3-C 婦人科スポーツドクターによる女性アスリートサポートの実際

(Support for Female Athlete-What You Need to Know-)

 

抄録:

女性アスリートの活躍への期待から女性アスリートに対するサポートが続いている。2013 年度からは文部科学省委託事業「女性アスリート育成・支援プロジェクト」が始まり、国 立スポーツ科学センター(JISS)では約5年間にわたって女性特有の課題に対応した支援を 実施、医科学的な研究と並行し現場への啓蒙を継続してきた。 女性アスリートにおける婦人科学的な問題は、月経痛や月経前症候群、月経周期と主観的 コンディションの変化などの「月経がきている選手が抱えている問題」と、初経がきてい ない、月経が止まっているなどの「無月経の選手が抱えている問題」に分けられる。 これらの問題への対策は、競技・種目特性だけでなく個人差も考慮しなければならない。 特に、強度の高いトレーニングが課される女性アスリートでは、トレーニング状況に見合 うエネルギーおよび栄養摂取ができていないエネルギー不足により無月経をきたし、低エ ストロゲン状態から引き起こされる低骨密度は運動による疲労骨折を容易に生じうるため、 適切な栄養指導を含め、より若年からの対応が求められる。今回は現場で直接指導する運 動指導者にも理解しておいていただきたい婦人科的な課題について解説する。

略歴:

東京慈恵会医科大学大学院修了。同大学付属病院勤務後、2012年より女性のための統合ヘ ルスクリニックイーク表参道の副院長として多くの女性の健康をサポートしている。スポー ツ庁委託事業国立スポーツ科学センター「女性アスリートの育成・支援プロジェクト」の メンバーとして、また様々な企業・大手フィットネスクラブの顧問医師として、女性アス リートへのメディカル・メンタルサポートや医学的知識を提供する傍ら、ヨガ講師として アスリートヨガやマターナル(周産期)ヨガのワークショップも多数開催。「医療・ヨガ・ スポーツ」の3つの分野を通して『女性がよりよく年齢を重ねるために』精力的に活動して いる。

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